ご挨拶
この世で最も呪われた、忌み嫌われた生物、ゴキブリ(このブログではGとだけ記述します)。それに人生を破壊されかけた不幸な方々に、私の経験が少しでも参考になるならばと思い、また人生の秋に向かって自分の心を慰め、克己心を養うためにも、思い出したくもない戦いの歴史を、あえて記録します。
Gに悩まされていた頃、夜も眠れず、とうとう心療内科のドアをたたき、適応障害とウツ病という、名前だけ聞いてりゃ美しい病名をつけられたこともあります。
私は還暦を迎えますが、東京で会社員をしていた20代の頃から、一人暮らしなのに、Hヶ丘の近隣で5回も引っ越しをしました。動機は「Gからの逃避」でした。しかし、逃げても逃げてもやつはついてくる。お金も気力も時間も、あれのために人の倍は費やしました。死にたいとすら思いました。
とうとう現在、終の棲家と決めた、両親と同居の家で、たくわえた(否応なく)知識と対策のノウハウを駆使して、最後の防衛線をはっております。
「動物のお医者さん」という有名な漫画のドラマ化を見た方は多いと思いますが、
ねずみ恐怖症の二階堂君が「なんで俺が大嫌いなやつのことを年中考えていなけりゃならないんだ」、同級生「それを人は『恋』と呼ぶのかも(笑)」。
これです!!!
どんな恐怖であれ、平気な人の同情は得られません。
一人で戦うしかありません。
悟り
①恒久的な終戦というものはなく、常にリニューアルすることによって、心の平安は得られるということ。
②住まいによって、戦法を変えなければならないということ。
③害虫駆除業者はほとんど役に立たないということ(少なくとも私の場合)。
④風水と考え方が基本的に同じ。ゴミ屋敷にグッズを置いても効果はないといわれるように、一にも二にも掃除です。そして水の流れ、風の流れをきれいにしておけば、怖いものは(多分)ありません。風水に興味のある方は、勉強してみるのもよいと思います。
本当に効果のあった、具体的な戦法と、数々の武器の写真のみアップしようと思います。恐怖の映像などは載せません。
では、最初の恐怖の家から始めたいと思います…「アッシャの人生の物語」なぞに興味のない方は、最初の方は読み飛ばして、結論だけ見ていただいてけっこうです。